昇降式の室内用物干しユニットにリフォームするメリットとデメリット
リフォームでは、昇降式の室内用物干しユニットを取り付けることができます。室内干しをする際には、物干しスタンドを使用したり、天井にフックを取り付けてぶら下げるといった方法があります。昇降式の室内用物干しユニットはそれらの方法とは異なり、天井に専用の装置を取り付けてしまいます。
そして、その装置からバーを下ろしてきて、必要な時に室内干しができます。その昇降式室内用物干しユニットには、回転棒や紐を使って手動でバーを上げ下げするタイプと、ボタン操作ができる電動タイプの2通りがあります。
手動タイプと電動タイプのどちらも、昇降式の室内用物干しユニットは、使用しない時はバーを天井に仕舞っておけます。バーの出し入れの作業も難しくはなく、身体的な負担があまりありません。
物干しスタンドのように、使用しない間の保管場所に困ったり、必要になった時に持ち出してきたりせずに済む点が、大きなメリットと言えるでしょう。
そして、昇降式の室内用物干しユニットには、特にバーの高さが限定されていないものが多いので、干す高さを調整できるという強みもあります。
ひと通り干した後で、高さを変えられるタイプも珍しくありません。そのタイプを使用すると、洗濯物を上部に上げておくことで、干している間でも邪魔になりにくいです。
さらに、室内用物干しユニットには、バーの数を変えられるものもあります。洗濯物が多ければバーを追加でき、様々な状況に柔軟に対応できるのも強みと言えます。
ただ、昇降式の室内用物干しユニットには、価格が高くなりがちというデメリットがあります。特に電動式だと、5万円を超える場合が多いです。
手動タイプだとそれよりもリーズナブルで、2万円程度で購入できるものがありますが、手動タイプは昇降用の紐や回転棒が邪魔になりがちです。特に紐は常に垂れ下がった状態なので、見た目が気になりやすいです。回転棒は基本的に取り外し可能ですが、数メートルの長さがある棒をどこかに仕舞っておくのは、中々難しいです。