リフォームのトリビア

気候変動を考えたこれからの外壁「外構リフォーム」

気候変動を考えたこれからの外壁

外構リフォーム 近年地球規模の問題となっている温暖化などの影響により、各地で気候変動が引き起こされています。これらは私たちの暮らしにも大きく関わっており、自分の身は自分で守れるようにという考えを持つことが大切になってきています。

多くの場合で、暮らしの拠点となるのは自宅です。
周辺環境
快適な日常を守るためには、まずこの自宅について考えていかなければなりません。とくに屋根・外壁や外構は、外部環境の影響から直接私たちを守ってくれるとても重要なポイントと言えるでしょう。

屋根・外壁のメンテナンス周辺環境や、建物に使用されている材料にもよりますが、屋根・外壁のメンテナンス検討時期は10年が目安とされています。

塗装工事は足場の設置も必要となりますので、生活への影響も少なくありません。金額も小さくない工事ですから、事前に考えなければならないことが多くでてきます。長持ちするかどうかは塗料の種類も大きく関わっており、安いからと決めてしまうと平均よりも早く次回のメンテナンスが必要になる場合もあります。

遮熱塗料、断熱塗料など、気候変動への対策として効果が期待される塗料も開発されているので、多少施工時の金額が高くなっても長期的に考えると建物の維持費が抑えられるかもしれません。見積りをとる際には金額だけではなく、使用する塗料の耐候性や特性についても施工業者へ確認してみることをおすすめします。

外構のリフォーム
外構のリフォームで、室内の温度上昇を緩和させる対策を考えることも可能です。オーニングやテラス屋根などの設置は比較的に簡単な工事で済むことが多く、取り入れやすいというメリットがあります。

デザインも豊富なので、ご自宅の雰囲気を壊さず馴染むものも見つかるのではないでしょうか。また、外構リフォームは自然災害への備えとしても重要となります。車庫やカーポートが設置されていると、強風による飛来物や雹から車を守ってくれる点が安心です。

自然の影響を大きく受けるためメンテナンスについて不安に感じられるかもしれませんが、台風や大雪被害によるカーポートやフェンスなど外構部の破損は、各自の火災保険の加入内容によりますが基本的には修繕費が下りる対象とされています。

ルーフバルコニーを家庭菜園にリフォームするためには

ルーフバルコニーを家庭菜園にリフォームするためには

ルーフバルコニー 平坦かつ広いスペースが確保できるルーフバルコニーは、リフォームで家庭菜園に作り変えるという手もあります。野菜を育てればある程度の自給自足になって、購入する負担を減らせる可能性があり、植物を育てるという趣味にもなります。

ルーフバルコニーは、近くに背の高い建物がない限り、日中に日光を浴びることができるので、家庭菜園に最適の場所と言えます。

そのルーフバルコニーで家庭菜園をする際には、まず水回りのことを考えましょう。家庭菜園をする際には、当然水が欠かせませんが、住宅によっては水道が備わっていない場合があります。

その場合は、リフォームで水道を用意するところから始めなければなりません。そして、植物に水をあげると、多少の水は溢れたりこぼれたりします。
その水が溜まることなく、しっかり排出できることも重要です。ルーフバルコニーは基本的に、雨が溜まらない構造となっていますが、それだけでは不足しそうな場合は、排水設備も用意しなければなりません。

排水設備も用意また、乾いた土や枯れ落ちた葉などは、風によって簡単に飛ばされてしまいます。その土や葉が周囲の住宅に迷惑をかける恐れがあります。
そのため、最低限のマナーとして、周囲に影響が出ないように、リフォームで背の高い囲いを用意するなどの対策も必要です。

さらに、大規模な家庭菜園を作るつもりであれば、ルーフバルコニーの耐久性にも気を付けなければなりません。大量の土を使用する畑のような家庭菜園では、総重量が100キロ以上になる可能性もあります。

一般的な住宅は1トンの重さに耐えられるように作られているものが多いですが、それはあくまでも全体に万遍なく力がかかった場合の話です。家庭菜園のように狭い面積に集中して力がかかったら、破損してしまう恐れがあります。

したがって、家庭菜園規模次第では、リフォーム時にルーフバルコニー自体の耐久性を高めなければならないこともあります。まずはルーフバルコニーの元々の耐荷重を把握しておいて、それを作ろうと考えている家庭菜園と照らし合わせながら、具体的なリフォームの内容を決めていきましょう。